2017年5月1日月曜日

【淀川神社】(よどがわじんじゃ)大阪市都島区





【淀川神社】(よどがわじんじゃ)大阪市都島区



1953年に旧友渕村の式神を祀っていた十五神社と旧毛馬村の式神を祀っていた八幡大神宮(八幡神社)の式神を合祀する形で十五神社の境内に設立。

十五神社、八幡神社ともに創建年代は不明であるが、平安時代初期に「毛志馬」や「鞆淵」などの地名が見られることから、その頃から氏神社として祀られたものではないかとされる[1]。当時、淀川河口の海賊を取り締まる為の役人が同地に配備され、彼らによって全国に名高い15柱の神々を祀った事から「十五神社」と呼ばれるようになったと伝えられている。

明治42年(1909年)、政府の命令により、旧十五神社は同区の櫻宮に、旧八幡神社は旭区の大宮神社にそれぞれ合祀された[2]。それ以来、式神がいなくなった両地域の住民から神社の復興を求める声が高まり、昭和28年(1953年)、社殿のみ残されていた旧十五神社の境内を利用して毛馬町、大東町、友渕町の総鎮守として当社が再建され、昭和34年(1959年)、単立宗教法人の承認を得た。

本殿前には江戸時代の俳人、与謝蕪村の銅像がある。蕪村は毛馬村の有力者の家の生まれで、20歳になる前に村を出た。その後は江戸や京都に移り住み、一度も故郷に帰る事は無かったが、晩年、毛馬に帰省する少女を描いた俳詩「春風馬提曲」を作り、その中で「春風や 堤長ごうして 家遠し」という俳句を詠んでいる。



祭神は、天照皇大神、八幡大神、住吉大神、賀茂大神、廣田大神、松尾大神、熊野大神、稲荷大神、三十川大神、春日大神、白山大神、大原野大神、子守大神、布留大神、生野大神。



住所: 大阪市都島区毛馬町1-2-11

アクセス:大阪市営地下鉄谷町線都島駅より徒歩16分、天神橋筋六丁目駅より徒歩18分。大阪環状線桜ノ宮駅より徒歩21分。

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