2017年3月16日木曜日

【姥が池】(うばがいけ)東大阪市東豊浦町


【姥が池】(うばがいけ)東大阪市東豊浦町

この池は昔から『姥が池』と呼ばれていました。それは、今をさかのぼること約600年前の出来事「悲しい姥の身投げ伝説」に由来しています。
その伝説とは、枚岡神社の御神燈の油が毎夜なくなり、火が次から次へと消えていました。
妖怪変化の仕業と不気味がられていましたが、その正体を突き止めると、生活に困っていた老婆がこの油を盗んでは売っていたのでした。その訳を知り、気の毒にと思って老婆を釈放してやりました。
しかし、人の噂が広まっていたたまれなくなり、老婆は池に身を投げてしまいました。
村人は明神の罰が当たったとして誰も同情しませんでした。
その後、雨の晩になると村の付近に青白い炎が現れ、村人を悩ましたと伝えられています。この物語は、井原西鶴の短編話など多くの俳諧・戯曲に『姥が池の姥が火』として登場しています。
また、「和漢三才図会」「河内名所鑑」などにも記載されています。

場所:大阪府東大阪市東豊浦町 2-17


0 件のコメント:

コメントを投稿

英語は発音!「音」がもつ意味 【母音+子音】 (ab, ac, ad, af, ag, al, am, ap, ar, at, au) 11個 ...

*この動画は、「効果的な英単語の覚え方」の解説に使うパワーポイントのスライドを動画化したものです。別途、テキストが存在します。 ブログ(Ameba Ownd)👇 https://sklaboratory.amebaownd.com/posts/12619874 この動画の...