2017年5月15日月曜日

【仲村神社】(なかむらじんじゃ) 東大阪市





【仲村神社】(なかむらじんじゃ) 東大阪市



祭神について; 己己都牟須比命 、配祀 國常立尊、國狹槌尊、豐斟渟尊、泥土煮尊、沙土根尊、大戸之道尊、大苫邊尊、面足尊、惶根尊、伊弉諾尊、伊弉册尊、天照大神、忍穗耳尊、瓊瓊杵尊、彦火火出見尊、鵜鵜葺不合尊、琴平大神、宇賀御魂大神 由緒について; 河内国若江郡の式内社。 中臣連の遠祖、興臺産霊神(天児屋根命の父神)を祀る。仲村連の祖。  古来、疱瘡を病める者、祈れば霊験ありとて、遠近より来り詣づるもの多いとある。 伝承では、祈願をする前に、大和川(菱江川)にて斎戒沐浴を行う川瀬の祓いを行うのであったが、大和川が付け替えられた後には境内の菱沢池で祓いを受けたが、大正時代にこの風習は無くなったようです。 仲村神社は面足尊、惶根尊などを祀っている大阪では珍しい神社。 歯神社と言う歯痛に効能の神社も鎮座。 「菱沢池」について; 本社は、往古より疱瘡除けの神として中河内郡誌にも「疱瘡を病めるもの祈れば験ありと称して参詣するもの多し」とあり江戸時代には信仰を集めました。その祈願をするとき必ず禊ぎをしたと言ふ、大和川に入り斎戎沐浴を行いそのうえ川瀬祓を行った。そして社殿の軒下の雨垂れの砂を頂きこれを袋に人れて腰に下げお守りとした。ところが、大和川が付け替えられて流れが少なくなり、その後は境内に現存の池「菱沢池)に入り禊をして沢辺祓を奉仕したとされる。 しかしながら時代の変遷により環境も著しく変わり池の水位も漏水により保存困難となり、かって先人が郷土の発展の為に歴史の上に築かれたものであり五殻豊穣、家内安全を祈願されたものです。



所在地:大阪府東大阪市菱江498-2 

アクセス:近鉄生駒線荒本駅 南東へ700m



(撮影:2017/5/15)

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